2010年11月12日金曜日

オーディオリポジトリ

iPod にするとして、iTunes リポジトリを作る必要があります。
ついでに PS3 でも再生できるようにしましょう。

リポジトリデザイン

iTunes と PS3 でリポジトリを共用できれば楽なんですが、iTunes のファイル管理はどうもよく分かりません。
iTunes のバージョンアップでファイルパスが変わりますし、フォルダを NAS に移動しようとしたら全部消えたこともあって、正直触りたくありません。

iTunes リポジトリは iTunes 専用とし、別にオリジナルのリポジトリを作ってコピーするようにします。
コピーは iTunes でインポートすればよいでしょう。

ソースリポジトリ

今時はディスクが大きくなったので、音楽ファイルを不可逆圧縮で保管する必要性は薄くなりました。
いざ高音質音源が必要になった時の為に、オリジナルデータの CD を手近に保管しておかなければならず、部屋のスペースを重要視する僕の立場からはデメリットが大きいです。
というわけで、オリジナルリポジトリは可逆圧縮形式で置いておきます。

さて、今使える可逆圧縮形式はこんなところです:
  • wav(リニアPCM)

    圧縮じゃないですが…基本形式
  • Appleロスレス
  • WMAロスレス
  • FLAC
  • Monkey's Audio(ape)
  • True Audio(tta)
  • WavPack, TKA, ...

選択のポイントは、汎用性。
業界の規格戦争を鑑みるに、メジャープレーヤー同士で使えるフォーマット、というものは期待できません。
囲い込みを防ぐには、オープンな規格を利用しておいて、必要ならばフォーマットを変換するという形を選ぶことになります。
まずは Appleロスレス、WMAロスレスは却下となります。

好みの問題になりますが、僕は一曲一ファイルで、曲情報はファイルに埋め込める方が望ましいです。
タグの扱えない wav はもちろん、cue 形式も避けたいです。

そしてファイル変換を前提とするので、変換時にタグ情報を正しく反映できる必要があります。
特定のソフトウェアで使われる形式よりは、多くのソフトウェアで使える方が互換性が高いと推測されます。

以上の観点から、FLAC を選びました。

リッピング~FLACエンコード

CDデータの完全なリッピングを行うという触れ込みの EAC(Exact Audio Copy) を使います。
同時に外部ファイルを用いた圧縮もできるので、FLAC にして書きこみます。

タグ

タグは MP3Tag を用いて編集します。

ボーカロイド、コンピレーション、リミックスなどどう扱うか悩みどころ。
次のような指針で書きこむことにします:
  • 楽曲毎の「アーティスト」には、その演奏データの売りとなるアーティスト名を付ける
    • 普通のアルバムは歌手名(インストは演奏者)
    • ソフトウェア演奏は、リミックス者 or マニピュレータ or 作曲者。ボーカロイドはアーティスト扱いしない。
  • 必要なら、ボーカロイドは "feat. 初音ミク" のようにして曲名に付ける。
  • 「アルバムアーティスト」は表向きのものを付ける。コンピレーションなら "V.A."
  • 「ジャンル」は自分が聴く時に区分けしやすいように勝手に付ける。アルファベットは使わずにカタカナで。

「アルバムアーティスト」を示すタグ名には、ソフトウェアによって "BAND" を使う場合と "Album Artist" を使う場合がある。
MP3Tag では BAND で入力し、アクション機能を用いて Album Artist へコピーする。

AAC変換

iPod では FLAC は扱えないので変換する。
外では細かな違いは分からないので、ロスレスではなく AAC LC 128kbps くらいで。

いくつかソフトウェアを試したが、カバーアルバムまで含めてタグ情報を正しく扱えたのは dbpoweramp だけであった。
Explore の右クリックから起動できるなど使い勝手にも満足したので購入。

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