2010年10月26日火曜日

PS3キャプチャ

なかなか高画質にできました。


キャプチャ関連は右リンクにある「調査メモ」にもまとめるつもりですが、
ここでは具体的な自宅環境に対しての設定方法をまとめておきます。

構成

                   splitter             capture
  +-----+ HDMI +------------+ HDMI  +------------+ PCIe +------+
  | PS3 |------| DN-HDMI423 |-------| DN-PHVC626 |------| Win7 |
  +-----+      +------------+2nd    +------------+      +------+
                     |1st
                 HDMI|
                +---------+
                | TW-2000 |projector
                +---------+
  • PS3 からの HDMI 出力(音声込み)をスプリッタへ。
  • スプリッタの 1番出力をゲームプレイ環境(プロジェクタ)へ。
  • スプリッタの 2番出力をキャプチャボードへ。

スプリッタを挟んでいるのは、ゲームプレイ環境にキャプチャに起因する遅延が入るのを避けるためです。
このへんはゲームキャプチャの基本レイアウト。


キャプチャボード DN-PHVC626

DN-PHVC626
720p, 1080i でキャプチャできます。
現状で PS3 のハイデフ映像を HDMI でキャプチャするには、この製品ファミリを使うしかないですね。

最初に書いておきますが、この製品は中国からのショップ輸入モノで、日本製品のようなサポートはありません。
マニュアルも英語のペラ一枚が入っているだけです。
さらに、別製品のドライバを無理矢理入れるということもしますので、マトモに使えない恐れも高いです。
この記事を参考に挑戦することは構いませんが、技術力のある方で自己責任でお願いします

さて、このボードは今年始めくらいから出回っている、TM6200+AD9985A+Sil9011 というチップを使ったキャプチャボードの上海問屋ブランド製品です。同等構成品には HDCAPPCIE, DM626, Timeleak HD70A などがあります。
値段もどれも一万円弱。どれを買ってもよかったんですが、上海問屋しか在庫無かったのでこれにしました。

インターフェースは PCIe*1 です。PCの蓋を開けて取り付けましょう。
PCIe*1 があればそこに、なければ PCIe*16 にも取り付けられます。
なんか *1 だとコマ落ちが発生するとかいう話もあるので、空いているなら *16 がいいかもですね。
中国製品で作りがよくないので、しっかりと刺すことをおすすめします。

刺したら起動。
BIOS に PCIe の省電力設定があったら切っておきましょう。
さて、ドライバです。

ハードウェア変更を認識してドライバ入れろと言ってきますが、付属のドライバは Win7 64bit 8GB 環境では動作しないので入れてはいけません。
HD70A のドライバを拾ってきます。現在のところ 1.29 が最新で、自分もこれを入れてあります。

そのまま使えればいいのですが、おそらくドライバが違うとか言われて拒否されるでしょう。
zip展開すると .inf ファイルがあります。
付属 CD-ROM の .inf ファイルを参考にして、一番下の方にある製品情報の部分を書き換えます。

そしたらデバイスマネージャからキャプチャボードを選び(「サウンド、ビデオ、ゲームコントローラ」の下)、ドライバのインストールを選択。先ほど書き換えた .inf のあるディレクトリを選んでインストール。
無事インストールされたら、念のため再起動しておきましょう。
もし起動しなくなっても、一旦ボードを外せば起動できると思います。

アマレコTV

アマレココ公式ホームページ

キャプチャソフトにはアマレコTV を使いました。
キャプチャデバイスがちゃんと動作しているか確認する分には無料で使えます。
実際にキャプチャしようとすると有料のコーデックが必要になります。そんな高くないし、性能も良いのでおすすめ。
まぁキャプチャは本記事の範囲外なのでおいときましょう。

さてこのアマレコTVはキャプチャ表示の設定項目が多くて、実際に表示するための設定を探すのに便利です。
キャプチャデバイスの検出も他のソフトに比べて優れている感じ。

続いて設定です。
まずデバイス。該当ボードのデバイスが HD と SD の二つありますが、当然 HD の方。
接続端子は、HDMI 接続の場合には S端子を選びます。
クロック同期もチェック。

続いて解像度。
HDMIは接続先と対話して自動的に最適な解像度を選ぶ機能があります(かなり邪魔)。
さらに今回の構成では、PS3 が直に繋いでいるデバイスはスプリッタです。
スプリッタが「自身の解像度」として何を告げるかはそのスプリッタによってまちまちです。

DN-HDMI423 は、一番ポートのデバイス、一番が消えていたら二番ポート、の設定を返すようです。
一番ポートにはプロジェクタが繋がっていて、こいつは 1080p まで表示可能です。
PS3 は 480p,720p,1080i,1080p を出力するように設定してあります。
今回使った Project DIVA ドリーミーシアターは、720p で表示します(ゲームは720pが多いです)。
これらのネゴシエーションの結果、720p が使われることになります。
表示デバイスの方で、現在の解像度を表示することができれば、それを確認してください。

アマレコの方も入力信号に合わせて、解像度を 1024x720, YUV2 を選択します。

これで表示されるはずですが、うまく表示されないことも多いです。
経験的には、スプリッタの入力を切り替えて HDMI ネゴシエーションをやり直したり、
アマレコの方の解像度を色々変えていると映るようになりました。

原因がはっきりするといいのですが、まぁ怪しいキャプチャボードですし上々でしょう。

2010年10月17日日曜日

東方&ボカロ クラブパーティ えとせとら

えとせとら行ってきました。
実はボカロパーティはですね、ボカロ曲はあまり流れないんです。
かかる曲はボカロ以外、アニソンカバー、話題になったネタ曲、これで半分以上。
あとは二年前のアンセムを流しておしまいです。

ところが今回のえとせとらは、数人のDJによってあまり流れない曲も流れたのです。
といってもDIVA1以降のアンセムで、マイナー曲の発掘というのとは違います。
ともかくちゃんと掘ることはボカロクラブが発展していくには必須でありましょう。
だからいまうれしくて。
普段はこんなことしませんが、流れた曲で記憶にあるのを貼り付けておこう。












どのアレンジだか分からないw