2010年5月31日月曜日

xpmode

Win7 Pro には無料でXPモードという WinXP 環境がダウンロードできます。
わざわざ pro 買った最大の理由でもあったり。

この XPモードの実態は WinXP の入った VirtualPC イメージです。
ライセンスは MS らしからぬ緩さで、該当 Win7 上で実行するならばどうやって動かしても自由。
つまりコピーして複数動かしたり、VirtualPC 以外のエミュレータで動かしても問題なし。

怪しげなWebページを見るときは仮想環境内で行ったり、
クリティカルな個人情報は仮想環境内に置いたり、
恥ずかしいゲームは仮想環境内に隠したり、
ということができるというわけ。

というわけでイメージをコピーしまくることになりますが、
最初のイメージのままだとインストールやアップデートしなきゃ使い物にならないので、
ある程度セットアップしたイメージを作って保管しておくことにします。

ところで、VirtualPC はなかなか良いソフトなんですが、3Dグラフィクスドライバの仮想化が行われていないので 3D描画性能が低いです。
その点 VMWare は仮想化されているのでそこそこの性能を出すことができます。
というわけで、XPモードのイメージを VMWare で走らせることにします。

さてこの XPモード、イメージは二段階構成になってます。
ひとつは
Program Files\Windows XP Mode\Windows XP Mode base.vhd
で、基本イメージで、書き込み不可です。
もう一つは
Users\\AppData\Local\Microsoft\Windows Virtual Machine\仮想マシン\Windows XP Mode.vhd
で、上記基本イメージへの差分更新になります。
共通となる基本イメージを共有しつつ、ユーザー毎の差分イメージを更新していくことで、容量を抑えているわけですね。

いきなり VMWare にしてもいいんですが、とりあえず VirtualPC でセットアップしておきます。
このセットアップ済のイメージは XPモードの基本イメージにできると便利そうなので、
ユーザー毎の差分イメージを使わずに、基本イメージそのものを更新してしまいます。
もちろんオリジナルのイメージはそのまま保存しておいて、コピーしたイメージを更新します。

Windows XP Mode base.vhd をコピーし、これを使うよう VirtualPC 仮想マシンを構築して初期セットアップをします。
Windows インストールから Windows Update, 各種便利ツールのインストールなどなど。
ここで VirtualPC の統合ツールをインストールした場合、VMWare の邪魔になるのでアンインストールしておきます。
一通りセットアップできたらシャットダウン。

次に仮想イメージを VMWare 形式へ変換します。
VMWare Player でも変換できるみたいですが、NHC という変換ツールを使いました。
NHC で、vhd を vmdk イメージへ変換します。
VMWare は マイドキュメント\Virtual Machines を使うようなので、ここにフォルダ作って置いておくと良いでしょう。

次に VMWare Player で仮想マシン作成を行います。
どうも仮想マシン作成時に OS インストールしない選択を選んでもディスクを作らないといけないみたいで、とりあえずそのまま作ります。
仮想マシンを作ったら、そのまま設定を開きます。
ここでさきほど作った仮想ディスクをマウントしているのを消し、変換した XPモードの vmdk を新たにマウントします。
ここで一旦 VMWare Player を終了。

さてさて WinXP には認証/アクチベーションという仕組みがあります。
これは OS イメージを別のマシンにコピーして再利用できないよう、一つの OS インストールを一つのマシンに結びつけて管理します。
VMWare の仮想ハードウェアは VirtualPC とは異なるので、XPモードのイメージを VMWare で動かすと別マシンにコピーしたとみなされて認証されません。
これを防ぐため、VMWare には xpmode というオプションがあります。
マイドキュメント\Virtual Machines\ 以下に、先程作った仮想マシンの設定ファイルである、拡張子 VMX のファイルが作られていますので、これをエディタで開き、
xpmode.enabled="TRUE"
の一行を追記します。
詳細は知らないのですが、これで仮想マシンの BIOS イメージに特定のメモリが書かれ XPモードのイメージが起動できるようになります。
あとついでに先程仮想マシン構築時に作られたディスクイメージファイルを消しておきましょう。

いよいよ VMWare から起動します。
初回起動時にはハードウェアが見つかるので、そのままドライバのインストール。あと VMWare tools のインストールもします。
これで一通りセットアップは完了。3Dもそれなりに動くはずです。

2010年5月30日日曜日

new PC

お久しぶりです

dqnmap 用に作ったブログですが、個人ブログとして復活しようかと思います。
mixi には書きにくい、調査や意見などまとまった文章を中心に書いていこうかなと。

というわけで、PC買いました。
主としてゲームとプログラミング用に、3Dまわりがそれなりに快適に動くものを。

Win7 64bit
PhenomⅡ X6
8GB DDR3 SDRAM
SSD40GB
HDD1TB
ATI Radeon HD5850 1GB
ハイエンドの下くらいですか。16万円也。

* システム設定(インターネットにつなぐ前)
** ProgramFiles の移動
SSDにはあまり変化のないシステムファイルを置き、Program Files や My Document は D ドライブにしたい。
http://www.natzworks.com/digital/entries/2010/000263.html
の、レジストリ書き換え方法を採ることにする。

** Home の移動
c:\Users\username をエクスプローラで開くと、デスクトップやピクチャというフォルダが表示される。
これらのプロパティには「移動」というものがあるので、あらかじめ D: に対応ディレクトリを作っておき移動先に指定すれば、中身を移してレジストリの書き換え?などやってくれる。

さらにこの username フォルダには隠しで AppData というフォルダがある。
これは移動オプションが無いので、自分でコピーして mklink でシンボリックリンクを張っておく。

** ProgramData
Vista 以降は C:ProgramData という隠しフォルダがある。
これも移動したいのだが面倒そうなので保留。

** RamDisk とか
あとで

* セキュリティ
** windows update

** McFee 30日版をアンインストールして Avast! を入れる

** Chrome を入れ、既定ブラウザを変更

後はソフト色々と。
XP Mode, Virtual PC, Google日本語入力, xyzzy, xkeymacs, teraterm, ...